いざというときの処置

電子カードキーが使用できないとき

キーフリーシステム装着車

電池の消耗などにより、電子カードキーが使用できない場合は、一時的な対処として、電子カードキーとエマージェンシーキーを使用してドアの施錠、解錠、およびエンジンをかけることができます。

  • 電池の消耗などにより、電子カードキーが使用できない場合でも、発信機は電波を発信していますので、植込み型心臓ペースメーカー、および植込み型除細動器を使用されている方は、車外発信機・車内発信機から約22cm以内に近付かないようにしてください。

  • ここで説明しているエンジンのかけかたは一時的な対処です。電池が切れたときは、ただちに電池の交換をおすすめします。

エマージェンシーキーの取り出しかた

電子カードキーのノブを(a)の方向にスライドさせたまま、エマージェンシーキーを(b)の方向に引いて取り出します。

  • 使用後は、エマージェンシーキーを必ず電子カードキーに格納しておいてください。

ドアの施錠、解錠

    セキュリティアラームがセットされている場合
  • キーを差して解錠しドアを開けると、セキュリティアラームの警報が作動します。

    アラームが作動した場合は、ただちに次項「エンジンのかけかた」の手順1~3にしたがって、キーを認識させてください。警報が停止します。

キーを確実に差し込み、

施錠:車両前方に回す

解錠:車両後方に回す

施錠・解錠すると、すべてのドアが施錠・解錠されます。

  • キーは挿入口に確実に差し込んでください。

  • キー挿入口は助手席側ドアには設定していません。

エンジンのかけかた

  1. シフトレバーが“P”の位置で、ブレーキペダルをしっかりと踏む

  2. ブレーキペダルを踏んだまま、キーを図のようにエンジンスイッチに接触させる

    • 電子カードキーは、裏面のダイハツマーク付近をスイッチの中心に接触させます。

  3. キーが認識されて、エンジンスイッチの表示灯が緑色に点灯する

  4. 表示灯が点灯している間にスイッチを押すと、エンジンが始動する

エンジンの停止方法

通常のエンジン停止方法と同様に、シフトレバーを“P”レンジに入れて、スイッチを押します。

  • 下記の状態になると、エンジンスイッチを押してもエンジンの始動はできません。もう一度はじめからやり直してください。

    • キーの認識後、表示灯が消灯した

    • エンジンスイッチを“OFF”にした

  • 手順通りに操作をしてもエンジンが始動できないときは、ダイハツサービス工場にご相談ください。

エンジンスイッチモードの切り替え

電子カードキーをエンジンスイッチに接触させたまま、エンジンスイッチを押します。

スイッチを押すごとに「OFF→ACC→ON→OFF」の順に切り替わります。

ハンドルロックを解除するには

エンジンの始動操作をしたときに、エンジンスイッチの表示灯が緑色に高速点滅したときは、ハンドルロックが解除されていないため、エンジンの始動ができません。

ハンドルを左右に動かしながら、もう一度エンジンの始動操作をしてください。