いざというときの処置

スタック(立ち往生)したとき

スタックから脱出するには

ぬかるみや砂地、深雪路などでタイヤが空転したり、埋まり込んで動けなくなったときは、下記の手順にしたがって脱出操作をしてください。

脱出操作をする前に
  • 必ず周囲に他の車、物、または人がいないことを十分に確認してください。

    スタックから脱出する際に、車が前後に飛び出したり、あてがった石や木が飛散したりするおそれがあり危険です。

  • シフトレバーを操作するときは、アクセルペダルを踏んだまま操作しないでください。車が急発進したり、トランスミッションなどに重大な損傷をあたえるなどして思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

  • タイヤを高速で回転させないでください。タイヤがバースト(破裂)したり、異常過熱するため思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • アクセルペダルを過度に踏んで空ぶかししたり、タイヤを空転させないでください。トランスミッションなどを損傷し、思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • 数回試して脱出できないときは、脱出操作を中止し、けん引による救援を依頼してください。

脱出手順
  1. 駐車ブレーキをかけ、シフトレバーを“P”レンジに入れ、エンジンを停止する

  2. タイヤ前後の土や雪などを取り除く

  3. スリップしているタイヤの下に、石や木などをあてがい滑り止めにする

  4. エンジンを始動する

  5. シフトレバーを“D”または“R”レンジに入れ、注意しながら、アクセルペダルを軽く踏む