運転装置の使いかた

エンジンスイッチ(キーフリーシステム装着車)

プッシュボタンスタート

エンジンのかけかた

準備
  • 電子カードキーを携帯し、運転席に座ります。

  • 正しい運転姿勢がとれるようにシートの位置を調整し、ペダルの各位置を確認します。

操作手順
  1. シフトレバーが“P”レンジの位置にあることを確認する

  2. ブレーキペダルをしっかり踏む

    • エンジンスイッチの表示灯が緑色に点灯します。

  3. ブレーキペダルを踏んだまま、エンジンスイッチを押す

エンジンの停止方法

  1. 車両を完全に停止させる

  2. 駐車ブレーキをかける

  3. シフトレバーを“P”レンジにする

  4. エンジンスイッチを押す

  5. ブレーキペダルから足を離した状態で、エンジンスイッチの表示灯が消灯していることを確認する

エンジンスイッチモードの切り替え

ブレーキペダルを踏まずに、エンジンスイッチを押すと、モードを切り替えることができます。

  • スイッチを押すごとにモードが切り替わります。

  • シフトレバーが“P”レンジ以外のときは“OFF”になりません。

ハンドルロック

エンジンスイッチを“OFF”にしたあとにバックドアを除くいずれかのドアを開閉すると、ハンドルロック機能によりハンドルがロックされます。エンジンスイッチを操作すると、ハンドルロックは自動で解除されます。

  • 走行中、エンストなどで車両が滑走状態になったときは、安全な状態で車両が停止するまで、ドアを開けないでください。ドアを開けるとハンドルロックが作動する可能性があり危険です。安全な場所に停車させたあと、ただちに、ダイハツサービス工場にご連絡ください。

  • エンジンスイッチを“OFF”にしたときに運転席ドアが開いていると、ハンドルがロックされず、警告ブザーが鳴ります。

  • 車両のバッテリーがあがっている場合ハンドルロックが作動しません。

ハンドルロックが解除できないときは

エンジンの始動操作をしたときに、ハンドルロックが解除できないと、エンジンスイッチの表示灯が緑色に高速点滅します。

ハンドルロック解除のしかた

ハンドルを左右に動かしながら、もう一度エンジンの始動操作をしてください。

エンジンスイッチの取扱い

    緊急時のエンジン停止方法
  • 下記の操作を行うと、走行中でもエンジンが止まります。ただし、緊急時以外は走行中にエンジンスイッチの操作をしないでください。思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

    エンジンスイッチ表示灯が橙色に点滅したときは
  • システムの異常が考えられます。エンジンスイッチを“OFF”にせず、ただちにダイハツサービス工場にご連絡ください。(いったん“OFF”にすると、エンジンを再始動できなくなることがあります)

    エンジンスイッチがいつもと違うときは
  • スイッチに引っ掛かりがあるときは、スイッチを操作せず、ただちに、ダイハツサービス工場にご連絡ください。

  • スイッチに飲み物などをこぼさないでください。万一、こぼした場合は、ただちにダイハツサービス工場にご連絡ください。

  • 車幅灯を点灯させても、スイッチの照明が点灯しないときは、ダイハツサービス工場にご連絡ください。

    エンジンが始動しないときは
  • いったんエンジンスイッチを“OFF”にして、もう一度エンジンの始動操作をしてください。

    電池の消耗などにより、電子カードキーが使用できないとき
  • エンジンスイッチに電子カードキーを接触させてスイッチを押すことで、エンジンスイッチを“ON”にすることができます。

    エンジンスイッチの操作について
  • エンジンの始動と停止を短い間隔で繰り返した直後は、エンジンが始動できない場合があります。この場合は約10秒以上待ってから、再びエンジンの始動操作を行ってください。

  • スイッチを早押しした場合、エンジンの始動・停止、モードの切り替えができないことがあります。1回ずつ確実に押してください。

    バッテリーあがりを防ぐために
  • エンジンを止めた状態で、エンジンスイッチを“ON”または“ACC”にしたまま長時間放置しないでください。

  • シフトレバーが“P”レンジ以外のとき、エンジンを停止させないでください。シフトレバーが“P”レンジ以外でエンジンを停止した場合、エンジンスイッチが“ACC”になるため、そのまま放置すると、車両のバッテリーがあがる原因となります。

    エンジンスイッチ作動が正常に作動しないおそれのある状況
  • 電子カードキーが作動範囲内にあっても、周囲の状況や電子カードキーの場所により、作動しないことがあります。

    キーフリーシステムの警告ブザーについて
  • キーフリーシステムは、電子カードキーの持ち出しや、エンジンスイッチの切り忘れなどの誤操作を検知すると、ブザーを鳴らして警告を行います。

    電子カードキーについて
  • エンジン始動後に電子カードキーを車外に持ち出さないでください。持ち出したままエンジンを停止すると、電子カードキーが車内に無いためにエンジンの再始動ができなくなります。特にドアを閉めたまま窓から電子カードキーを持ち出した場合は、持ち出しの警告ブザーが鳴らないので注意してください。

    車両のバッテリーを脱着したあとは
  • すぐにはエンジンが始動しないことがあります。その場合は、バッテリー接続から約10秒以上待ってからエンジンを始動してください。

    エンジンスイッチモードの記憶について
  • 車両は常にエンジンスイッチモード(“ACC”または“ON”)を記憶しています。車両のバッテリーを再接続したときは、エンジンスイッチが絶たれる前の状態に復帰します。修理などで車両のバッテリーを外すときは、必ずエンジンスイッチを“OFF”にしてから行ってください。

    車両のバッテリーあがり時に、バッテリーがあがる前のエンジンスイッチモードがわからないときは、一度エンジンスイッチを“OFF”にしてください。

    エンジンスイッチ自動OFF機能
  • シフトレバーが“P”レンジのとき、エンジンスイッチが“ACC”、または“ON”のまま放置すると、バッテリーあがり防止のため、自動的にエンジンスイッチが“OFF”になります。

    • “ACC”のときは約1時間放置すると“OFF”になります。

    • “ON”のときは約20分放置すると“OFF”になります。