運転をする前に
知っておいていただきたい、操作上の注意や特性があります。よく理解し、正しい取り扱いをしてください。
ターボ車
高速走行、登坂走行直後にエンジンを停止するときは、必ず約1分程度アイドリング運転をしてからエンジンを止めてください。
(eco IDLEが作動してアイドリングストップしたときは、アイドリング運転は不要です)
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エンジン始動直後(エンジンが冷えているとき)は、エンジンの急激な空ぶかし、または急加速をしないでください。
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エンジン回転数がタコメーターの赤色表示域(エンジン許容回転数以上)に入らないように運転してください。
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定期的なオイル交換、オイルフィルターの交換を必ず行ってください。
CVT車の特性
クリープ現象
CVT車は、エンジンがかかっているとき、シフトレバーが“P”、“N”レンジ以外の位置で動力がつながった状態になり、アクセルペダルを踏まなくてもゆっくりと動き出す現象のことをいいます。
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エンジン始動直後やエアコン作動時など、自動的にエンジンの回転が上がり(アイドルアップ)、クリープ現象が強くなります。その際、ブレーキペダルの踏みごたえに変化がでることがありますので、ブレーキペダルはしっかりと踏んでください。
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停車中は、平坦路であっても車が動かないように、ブレーキペダルをしっかりと踏み、必要に応じて駐車ブレーキをかけてください。
4WD車
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4WD車はどのような所でも走れる万能車ではありません。アクセル、ハンドル、ブレーキの操作は一般の車と同じく慎重に行い、常に安全運転に心がけてください。
また、オフロード走行や、ラリー走行を目的とした車ではありません。タイヤがはまり込むような深い砂地、海水、水たまりなどに乗り入れないでください。やむを得ず走行したときは、走行後各部を念入りに洗ってください。
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渡河などの水中走行はしないでください。渡河などの水中走行をすると、エンストするだけでなく、電装品のショート、エンジンの破損などの重大な車両故障につながるおそれがあります。万一、水中に浸かってしまったときは、必ずダイハツサービス工場で点検を受けてください。
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4WD車は雪道や水たまりなどの滑りやすい路面ですぐれた走行性能を発揮しますが、極端な急ブレーキ、急ハンドルはさけて、十分に余裕を持って走行してください。
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いずれかのタイヤが宙に浮いているときは、むやみに空転させないでください。駆動系部品の損傷や車両の飛び出しによる思わぬ事故につながるおれそがあります。
フルタイム4WDシステム
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フルタイム4WDシステムは、2WDと4WDを切り替えるモード切り替えスイッチはありません。また4WD表示灯もありません。
4WD車のタイヤについて
4WD車は4つのタイヤに駆動力がかかるため、タイヤの状態が車の性能に大きく影響します。
タイヤの状態には細心の注意をしてタイヤの点検は忘れずに行ってください。