タイヤの交換
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ジャッキアップした車の下にもぐらないでください。万一、ジャッキが外れると大変危険です。
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駐車ブレーキは、必ずしっかりとかけてください。駐車ブレーキをかけずに後輪タイヤを取り外すと、まれにブレーキドラムがタイヤと一緒に外れることがあります。タイヤを外したあとは、ブレーキドラムが外れていないことを確認してください。 ブレーキドラムが外れたままタイヤを交換すると、ブレーキが効かず大変危険です。
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この車専用以外のホイールを使用しないでください。専用以外のホイールを使用すると、走行装置やブレーキ装置に支障をきたし、安全な走行ができなくなります。
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アルミホイール装着車は、ダイハツ純正アルミホイール専用品以外のナットは使用しないでください。走行中にナットがゆるみ、タイヤが外れるおそれがあり危険です。
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タイヤは必ず指定サイズのタイヤを使用してください。指定サイズ以外のタイヤを使用すると安全性を損ない大変危険です。
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タイヤは4輪とも指定サイズで、同一サイズ、同一メーカー、同一銘柄および同一トレッドパターン(溝模様)の物を装着してください。
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傷、変形がある物は再使用しないでください。
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タイヤの空気圧を確認してください。 (タイヤの空気圧は運転席側ドア開口部に記載しています)
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車を交通のさまたげにならず安全に作業できる平らな場所に移動させて作業を行ってください。
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パンクなどにより路上で作業を行うときは、交通のさまたげにならない場所に寄せ、非常点滅灯を点滅させ、停止表示板を使用してください。
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人は車から降り、重い荷物は車から降ろしてください。
交換の手順
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駐車ブレーキをしっかりとかけ、エンジンは停止し、シフトレバーをレンジの位置にする
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交換するタイヤと対角線上にあるタイヤの前後に輪止めを置く
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輪止めは車載されていませんので、必要に応じて準備してください。なお、輪止めは、タイヤを固定できる大きさの石などで代用できます。
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工具、ジャッキ、スペアタイヤを取り出す
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フルホイールキャップ装着車は、傷付き防止のため、先端に布などを巻いたジャッキハンドルを穴の開いていない部分(リブ部)に差し込み、タイヤを支点にしてフルホイールキャップを外す
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キャップは手で外さないでください。けがをするおそれがあります。
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ホイールキャップを外すとき力を入れすぎないでください。けがをしたり、ボデーなどを傷付けるおそれがあります。
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ジャッキハンドルは必ず穴の開いていない部分(リブ部)に差し込んでください。ホイールキャップが割れるおそれがあります。
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ジャッキが外れた場合の危険防止のため、スペアタイヤを交換するタイヤの近くの車体の下に置く
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ホイールナットはホイールナットレンチを使って、手で回るくらいまでゆるめる
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タイヤと路面が少し離れるまでゆっくりジャッキアップし、車体を上げる
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ホイールナット(4つ)を外し、タイヤを取り外す
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タイヤを地面に置くときは、傷が付かないように、ホイール意匠面を上向きにしてください。
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取り付けるタイヤのホイール接触面の汚れをふき取る
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ホイールの取り付け部やホイール裏側の取り付け面がほこりなどで汚れていると、走行中にナットがゆるみ、タイヤが外れるおそれがあり危険です。
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タイヤを取り付ける
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ホイールナットを、タイヤががたつかない程度まで仮締めする
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ナットのテーパー部がホイールのシート部に軽くあたるまで回します。
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必ずナットのテーパー部を内側にして取り付けてください。テーパー部を外側にして取り付けると、ホイールが破損し外れてしまい、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
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ナットやボルトにオイルやグリースをぬらないでください。ナットがゆるんでタイヤが外れ、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、必要以上に締め付けられて、ナットやボルトが破損するおそれがあります。
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車体をおろす
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ナットを締め付ける
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ナットはホイールナットレンチで、対角線上に2、3度しっかり締め付ける
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締付力(レンチ先端にて): 440~590N{45~60kgf}
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締付トルク:103N•m {1,050kgf•㎝}
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ホイールナットレンチを足で踏んだり、パイプを継ぎたしたりしないでください。必要以上に締め付けると、ボルトが破損するおそれがあります。
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フルホイールキャップ装着車は、フルホイールキャップを取り付ける
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タイヤのバルブとフルホイールキャップの切り欠き部を合わせ、フルホイールキャップの外周部を押して取り付けます。
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工具、ジャッキ、タイヤを片付ける
しばらく走行したあと、ホイールナットにゆるみがないことを確認してください。
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走行中、ハンドルや車体に振動が出た場合は、タイヤのバランス点検をダイハツサービス工場で受けてください。