積雪、寒冷時の取り扱い

走行前点検と準備

走行前点検の際に下記の点検も行ってください。

足回りなどの着氷

車の下回りをのぞいて、足回りなどに氷塊が付着していないか確認してください。付着している氷塊は、部品を損傷しないように十分注意して取り除いてください。ペダル類やハンドルの動きが円滑かどうかも確認してください。

車体への積雪

屋根に積もった雪は、走行する前に取り除いてください。走行時、ガラス面に落下すると視界のさまたげとなり危険です。

  • 氷結している部分を無理に取り除くと塗装などをいためる場合がありますので注意してください。

ドアの凍結

ドアが凍結した場合は無理に開けようとするとドア周りのゴムがはがれたり、破損するおそれがあります。ぬるま湯をかけて氷をとかしてください。開けたあとは水分をよくふき取ってください。不十分ですとまた凍結することがあります。

ウインドガラスの凍結

凍結しているときは、ぬるま湯をかけて氷をとかし、水分をよくふき取ってください。

  • 氷をとかすときはぬるま湯を使用し、熱湯はかけないでください。ウインドガラスが割れるおそれがあります。

  • フロントウインドガラスに付いた氷を取り除くために、氷をたたいて割らないでください。フロントウインドガラスの内側(車内側)が割れるおそれがあります。

ワイパーなどの凍結

ワイパー、ドアミラー、ドアガラスなどが凍ったり、雪が固まって動かないときは、ぬるま湯をかけて氷や雪をとかし、水分をふき取ってください。

  • 凍結したまま、または雪が固まったままワイパー、ドアミラー、ドアガラスなどを無理に作動させると、ワイパーゴムを損傷したり、モーターなどが故障するおそれがあります。

乗車時の注意

靴にこびりついた雪は、乗車時によく落としてください。ペダル類を操作するときに滑ったり、室内の湿気が多くなりガラスが曇ったりすることがあります。また、床面などが加湿状態となり、腐食の原因となります。