車を安全、快適にご使用いただくには、日頃のお手入れが大切です。点検方法などは、別冊の「メンテナンスノート」に記載していますので、参照してください。
エンジンルーム内の点検
グレードの違い、注文装備も記載しています。
エンジンルームサービスカバー
ブレーキフルードの点検・交換をするときは、エンジンルームサービスカバーを取り外します。
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車両の中央部あたりまで、シールをめくる
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ツメを矢印の方向に押しながら、カバーを取り外す
逆の手順で行います。
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シールをめくるときは、下側の取り付け部を持ってください。上側を持ってめくると、シールが破れるなど破損するおそれがあります。
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シールを元に戻すときは、中央側から取り付けてください。端側から取り付けるとシールがたわみ、ボンネットが確実に閉まらない場合があります。
ボンネットの開閉
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エンジン回転中や停止後は、エンジンルームが大変高温になっていることがあります。やけどをするおそれがありますので、エンジンルームを開ける前に十分冷めていることを確認してください。
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以下のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、重大な傷害や思わぬ事故につながるおそれがあります。
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ボンネットを閉めるときは、手などを挟まないように注意してください。重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
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ボンネットを閉めたあとは、ボンネットが確実にロックしたことを確認してください。ボンネットが確実に閉まっていないと、走行中に開くおそれがあります。
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ボンネットを開けているとき風にあおられるとステーが外れボンネットが不意に閉まるおそれがあります。特に風の強い日はご注意ください。
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お子さまにボンネットの開閉はさせないでください。ボンネットは大変重く、開閉中うっかり手を離すと思わぬけがにつながるおそれがあります。
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エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、故障の原因となったり、車両火災につながるおそれがあり危険です。
ボンネットの開けかた
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ワイパーを起こしたままでボンネットを開けないでください。ワイパーがボンネットに当たり、傷付くことがあります。
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インストルメントパネル右下のオープナーを手前に引く
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オープナーを引くと、ボンネット前部が少し浮き上がります。
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ボンネット前部のキャッチフックレバーを矢印の方向に引き上げる
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ボンネットを持ち上げる
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ステーを外し、ボンネットの固定穴に差し込む
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ボンネットが確実に固定されたことを確認する
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ボンネットを片手で支える
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ステーを外して元の位置へ戻す
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ボンネットを静かに下げ、手で押さえるようにして閉める
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ボンネットを閉めるとき、手で強く押さえすぎないでください。