スマートアシストⅡ
スマートアシストⅡは以下の機能によって、運転者の判断を補助し、事故被害を軽減することを目的としたシステムです。
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衝突警報機能(対車両・対歩行者)
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衝突回避支援ブレーキ機能
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誤発進抑制制御機能
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後方誤発進抑制制御機能
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先行車発進お知らせ機能
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車線逸脱警報機能
スマートアシストⅡは、レーザーレーダーや単眼カメラで前方の車両や障害物などを認識し、ソナーで後方の壁などの障害物を認識します。
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運転者には通常の安全運転の責任、義務があります。運転時は常に先行車との車間距離や、周囲の状況、運転環境に注意して必要に応じてブレーキペダルを踏むなど、安全運転に努めてください。
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スマートアシストⅡに頼った運転は、絶対に行わないでください。システムを過信すると思わぬ事故につながるおそれがあります。
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スマートアシストⅡは、運転者の判断を補助し、事故被害の軽減を目的としています。衝突警報が作動した場合は前方や周囲を確認の上、運転者の判断でブレーキペダルを踏むなどの適切な操作をしてください。
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わき見運転やぼんやり運転など運転者の前方、および後方の不注意を防止したり、悪天候時の視界不良下での運転を支援する装置ではありません。
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スマートアシストⅡは、あらゆる状況で衝突を軽減したり、作動したりするものではありません。
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スマートアシストⅡの認識性能・制御性能には限界があります。衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能、誤発進抑制制御機能、後方誤発進抑制制御機能、車線逸脱警報機能の警告を必ず参照の上、正しくご使用ください。誤った使用をすると、適切に制御が行われず、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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以下の状況ではシステムは正しく動作しません。スマートアシストⅡを“OFF”にしてください。
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タイヤの空気圧が適正でないとき
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スペアタイヤやタイヤチェーンを装着しているとき
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摩耗したタイヤ、摩耗差の激しいタイヤを装着しているとき
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指定サイズ以外のタイヤを装着しているとき
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サスペンションを改造したとき
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事故にあったときや故障したとき
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ブレーキ警告灯が点灯しているとき
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重い荷物を積んで車が傾いているとき
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以下のようなときは、状況によってはスマートアシストⅡの認識性能が下がる場合や一時停止(機能低下)状態になる場合があります。
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悪天候時(強い雨、吹雪、濃霧など)や、フロントワイパーが“低速作動”または“高速作動”のとき
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西日などの前方からの強い光をうけたとき
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レーザーレーダー、単眼カメラ、ソナー部に雪や汚れ、霜などが付着して覆っているとき
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レーザーレーダーや単眼カメラの温度が極端に高いとき
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エンジン始動直後
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荷物の積載などにより、極端に車両が傾いているとき
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水、雪などの巻上げ
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水蒸気、砂、煙など視界が十分でないとき
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機能によって認識性能の低下する条件が異なります。詳しくは各機能の説明をお読みください。