パワーウインド
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パワーウインドは大変強い力で開閉しますので、開閉するときは、ほかの人の手・腕・頭・首などを挟んだり巻き込んだりしないよう注意してください。重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
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お子さまにパワーウインドの操作をさせないでください。開閉するとき、手・腕・頭・首などを挟んだり巻き込んだりして、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。お子さまを乗せているときは、パワーウインドOFFスイッチを“OFF”にしてください。
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以下のことをお守りください。お守りいただかないと、故障の原因となります。
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運転席スイッチとほかのスイッチを同時に逆方向へ動かさない
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ドアガラスを完全に開閉した状態でウインドスイッチを押し続けない
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ガラスが凍りついて固着したような状態でウインドスイッチの“開”または“閉”を連続操作しない
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エンジンスイッチを“ON”にすると、運転席ドア側ウインドスイッチの照明が点灯します。
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パワーウインドの開閉はなるべくエンジン回転中に行ってください。
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パワーウインドモーターには、過熱保護機能を内蔵しています。パワーウインドモーターの負荷が大きい状態が続いたときなどは、過熱保護機能が作動し一時的にパワーウインドが停止することがあります。数十秒経過すると、通常どおり使用できるようになります。
運転席ドアスイッチ
エンジンスイッチが“ON”のとき、スイッチでドアガラスを開閉できます。
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スイッチを軽く引き上げる
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スイッチを軽く押し下げる
運転席ドアウインドスイッチ(AUTO)操作
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スイッチを「カチッ」と音がするまで引き上げる
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スイッチを「カチッ」と音がするまで押し下げる
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スイッチを軽く逆方向に操作する
運転席ドアガラス挟み込み防止機能
運転席ドアガラスを(AUTO)操作で閉めるときに、窓枠とドアガラスの間に異物の挟み込みを感知すると、ドアガラスの上昇を停止し、自動的に下降します。
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特に小さな物を挟み込んだとき、挟み込み防止機能が作動しないことがあります。
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環境や走行条件により、異物を挟み込んだときと同じ衝撃がドアガラスに加わると、挟み込み防止機能が作動することがあります。
エンジンスイッチ“OFF”後作動機能
エンジンスイッチを“OFF”または“ACC”にしたあとでも、約40秒間は運転席ドアガラスを開閉できます。
助手席ドアスイッチ
エンジンスイッチが“ON”のとき、スイッチで助手席ドアガラスを開閉できます。
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スイッチを軽く引き上げる
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スイッチを軽く押し下げる
パワーウインドOFFスイッチ
スイッチの右側(a)を押すと“OFF”になり、助手席ドアガラスは操作できなくなります。
スイッチの左側(b)を押すと解除されます。
パワーウインドの取扱い
運転席ドアガラスが全閉しないとき
挟み込み防止機能が異常に作動してしまい、運転席ドアガラスを全閉できないときは、運転席ドアウインドスイッチで、下記の操作を行ってください。
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車を停止し、エンジンスイッチを“ON”にする
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運転席ドアウインドスイッチを「カチッ」と音がするまで上に引き(自動全閉位置)、引き続けたままドアガラスを全閉にする
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全閉後スイッチから手を離さず、さらに約6秒間スイッチを上に引き続ける
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操作中、スイッチから手を離したときは、もう一度はじめからやり直してください。
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上記の操作を行っても運転席ドアガラスが全閉しない場合は、ダイハツサービス工場で点検を受けてください。
パワーウインドの初期設定
バッテリー交換やヒューズ交換などで、バッテリーとの接続が断たれたときは、パワーウインドの初期設定をしてください。
初期設定しないと、下記の機能は作動しません。
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運転席ドアガラスの
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自動開閉機能
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挟み込み防止機能
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エンジンスイッチ“OFF”後作動機能
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エンジンスイッチを“ON”にする
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運転席ドアウインドスイッチを下に押し続け、全開にする
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運転席ドアウインドスイッチを「カチッ」と音がするまで上に引き(自動全閉位置)、引き続けたままドアガラスを全閉にする
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全閉後スイッチから手を離さず、さらに約2秒間スイッチを上に引き続ける
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操作中、スイッチから手を離したときは、もう一度はじめからやり直してください。