チャイルドシートの固定のしかた
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急ブレーキや事故の際、効果的にお子さまを保護するために、必ずお子さまの年齢や体の大きさに合ったシートベルト、またはチャイルドシートを使用してください。
また、お子さまをひざの上で抱いて走行しないでください。衝突したときなどに、十分に支えることができず、お子さまが重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。 -
チャイルドシートによっては、取り付けができない、または取り付けが困難な場合があります。
必ずチャイルドシートに付属の取扱説明書をお読みの上、確実に取り付けて使用方法をお守りください。使用方法を誤ったり、確実に固定されていないと、急ブレーキや衝突時などにお子さまが重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
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ジュニアシートを使用しているときは、肩部ベルトが常にお子さまの肩の中心にくるようにしてください。ベルトを首から離すとともに肩から落ちないようにしてください。お守りいただかないと、急ブレーキや衝突時などにお子さまが重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
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お子さまをシートベルトで遊ばせないでください。万一シートベルトが首に巻き付いた場合、窒息などの重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
誤ってそのような状態になってしまい、シートベルトのバックルも外せない場合は、はさみなどでシートベルトを切断してください。 -
シートベルトとバックルが固定されていて、ベルトがねじれていないか確認してください。
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チャイルドシートを取り付けたときは、チャイルドシートを軽くゆすり、確実に固定されているか確認してください。また、シートの調整をしないでください。
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チャイルドシートはお子さまを乗せていないときでも、確実にシートに固定しておいてください。また、ラゲージルームに収納するときも、容易に動かないように収納してください。ブレーキをかけたときなどに人や物に当たるなどして、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
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助手席にベビーシートを取り付けたり、チャイルドシートを後ろ向きに取り付けないでください。ベビーシート、チャイルドシートの背面が、SRSエアバッグに近すぎるため、SRSエアバッグが膨らんだときの強い衝撃で重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
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助手席にチャイルドシートを取り付けるときは、SRSエアバッグから体を遠ざけるためにシートを一番後ろの位置にし、必ず前向きに取り付けてください。
なお、取り付け可否については、必ずチャイルドシートの適用条件をご確認ください。
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標準装備のシートベルトは大人用です。肩部ベルトに首がかかるような小さなお子さまにはシートベルトの着用はさけ、チャイルドシートの使用をおすすめします。取り付けはチャイルドシートに付属の取扱説明書をよく読んで、確実に取り付けてください。
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シートベルトに損傷をあたえないよう、取り付けにあたっては十分注意してください。
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チャイルドシートを長時間使用しない場合は、車両から外して保管してください。シートに取り付けたままにしておくと、シートが変色したり、型くずれするおそれがあります。
シートベルトによる固定
助手席にチャイルドシートを取り付けるときは、必ず前向きに取り付けてください。
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ベビーシートを取り付けることはできません。
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助手席シートを後方いっぱいまでスライドさせる
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背もたれをいったん前に倒し、(a)1段目の固定位置に起こしてから、(b)4 段目の固定位置まで調整する
(操作しづらいときは、チャイルドシートを置いたときに、チャイルドシートの背面と助手席の背もたれとの間にすき間ができないように調整します。)
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チャイルドシートを助手席シートに置く
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ヘッドレストにチャイルドシートが干渉するときは、ヘッドレストを最上段に固定するか、取り外して安全な場所に固定しておきます。
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シートベルトのプレートをつかんでゆっくり引き出し、ベルトがねじれていないことを確認してから、チャイルドシートの中に通す
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バックルの中にプレートを「カチッ」と音がするまで差し込む
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チャイルドシートにシートベルトの固定装置が付いていない場合は、ロッキングクリップを使用して固定する
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チャイルドシートを軽くゆすり、確実に固定されていることを確認する
【固定のしかたは代表例です。また、イラストは説明のための物であり、実際のチャイルドシートの形状とは異なります。】
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プレートを差し込むとき、プレートでバックルを無理にこじらないでください。
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チャイルドシートを固定したあと、シートベルトでチャイルドシートがロックされていることを必ず確認してください。万一のとき効果を発揮しないおそれがあります。
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ロッキングクリップの取り付けは、チャイルドシートに付属の取扱説明書をよく読んで、確実に取り付けてください。
また、ロッキングクリップの購入については、ダイハツサービス工場にご相談ください。