駐停車するときは
駐停車するときに知っておいていただきたいこと、お守りいただきたいことをまとめています。
エンジンを必ず止めて駐車してください。思わぬ事故につながるおそれがあります。
駐停車するときは、必ず駐車ブレーキをかけ、シフトレバーを“P”レンジに入れます。坂道で駐車するときは、さらに輪止めを置いて駐車すると安全です。
排気管や排気ガスは高温になり、可燃物(枯草・紙・木材など)があると、火災になるおそれがあり危険です。車の後方に可燃物があるときは、車両後端を30cm以上離して止めてください。
隙間が少ないと排気ガスによって変色や変形したり、火災になるおそれがあり危険です。また、可燃物(枯草・紙・木材など)の上で走行したり、車を止めたりしないでください。
車から離れるときは、エンジンを止め、駐車ブレーキをかけ、必ずドアを施錠してください。
車が動き出したり、車両盗難、貴重品盗難のおそれがあります。
また、乳幼児のみを車内に残して車を離れないでください。炎天下での車内の温度は、想像以上に高くなり危険です。
エンジンがかかった状態のままで仮眠すると、無意識にシフトレバーを動かしたり、アクセルペダルを踏み込んだりして、車の不意な発進やエンジン過熱による火災など、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
また、風通しの良くない所や風向きによっては排気ガスが侵入し、一酸化炭素中毒事故を起こすおそれがあります。
高速道路で、故障などのためやむを得ず停車するときは道路の端によせ、必ず停止表示板(停止表示灯)を置いてください。
万一のために停止表示板(停止表示灯)は車に常備しましょう。高速道路では停止表示板(停止表示灯)の設置は法律で義務付けられています。
高速および登坂走行の直後にエンジンを止めるときは、停車後、1分程度アイドリング運転でエンジンを冷やしてからエンジンを止めてください。(ただし、eco IDLEが作動してアイドリングストップしたときは、アイドリング運転は不要です。)
-
荷物の積み降ろし時などに、手や足がマフラーに触れないようにしてください。エンジンがかかっているときやエンジン停止直後のマフラーは高温になっているため、やけどをするおそれがあります。
-
タイヤ交換時などに、ディスクホイールやブレーキ回りに触れないようにしてください。走行後のディスクホイールやブレーキ回りは高温になっているため、やけどをするおそれがあります。
雪が積もった場所や降雪時に駐車するときは、エンジンをかけたままにしないでください。エンジンをかけた状態で車の周りに雪が積もると、排気ガスが車内に侵入して一酸化炭素中毒事故を起こすおそれがあり危険です。